（日付）２００６年１２月２４日（日）
（山域）後立山連峰
（メンバー）篠崎純一
（天気）標高２０００ｍ以下でガス、濃霧、２１００ｍ以上晴天
（タイム）ゴンドライブ駐車場７：２０−始発ゴンドラ８：００−ゴンドラ終点発８：３０―天狗平１０：５０−白馬乗鞍岳頂上１
１：３５−登り返しスキー１２：３０−ゴンドライブ上帰着１３：２０
（記録）
忙しい中何とか久しぶりの休日を作れた。
高山からはかなり遠いが、雪を求めて今回も遠出しよう。去年の今頃はもう自宅周辺でスキーできる雰囲気だった
が、今年は雪少なく、また遠くまで行かないといけない。
雪を求めて往復４００ｋｍのドライブはいろいろな意味でちと悲しい。
自宅を４時に起床。富山経由で車を飛ばし７時過ぎに栂池スキー場ゴンドライブの乗り場に着いた。始発は８時なの
でゆっくり準備をする。
往復２５００円とは随分と高いゴンドラだ。尚最終は４時との事だった。今日はメジャーな人気山スキールートなので気
持ちは楽だ。トレースもあれば白馬乗鞍岳往復だったら余裕あるだろう。
ゴンドラ終点からちょっとゲレンデを登って林道に出る。所々で林道をショートカットして１時間ほど進み、成城大小屋
から天狗平への尾根に取り付く。この辺はもうさすがに雪は十分だ。濃霧で視界は無いが予想通りトレースはあるから
心配は無い。
幸運にも天狗平に出るあたりからガスが晴れて視界が出てきた。今日は標高２０００ｍより上で晴れとなっていた。ス
キー場付近は午前中ずっと濃霧だったらしい。
さくさくと白馬乗鞍岳に取り付き、とりあえず巨大ケルンの立つ頂上を往復する。シールを外してさっそく頂上より天狗
平に向け滑降を決めるが、ちと腰が引けて情けないシュプールになってしまった。後から下る人達に恥ずかしくかつ申
し訳なく思う。
これではあんまりなので、もう一回登りなおし、今度は少しましなシュプールを白馬乗鞍の大斜面に刻みつけた。一雪
降ればすぐ消えるシュプールだが、この刹那感がパウダースキーの醍醐味なのだろう。
天気も良くまだまだ遊べる斜面は周囲にたくさんあるが、きり無いし今日は世間ではクリスマスイブだ。買い物しつつ
少し早く帰りたい。
天狗平からの林道までの微妙な藪交じりの快適斜面を楽しんで、そそくさとゴンドラ終点まで降りた。ゲレンデの延長
のような山スキーではあるが、思ったより楽しむ事はできた。
