高鷲スノーパークから大日岳山スキー
（日付）２００５年１２月１０日（土）
（山域）奥美濃
（メンバー）篠崎純一
（タイム）スノーパークスキー場駐車場８：３０−スキー場トップ発９：００−大日岳頂上１０：１５−
　　　　スキー場帰着１１：００

（記録）
　早起きするつもりだったのに、しっかり寝坊してしまった。またもいつの間にか目覚まし時計を止めてしまっていたようだ。
　昨晩の飲み会の影響も少しはあるのだろう。
　しかし今日は久しぶりの山スキーだ。天気は今一だが、こんなことではくじけれない。

　テルモスにお茶を詰めて自宅を出る。心配していた名古屋からのスキー客による混雑も問題なく、８時半にはスノーパークスキー場に着いた。スキー場の雪はもうたっぷりだ。
　４８００円もする一日券を購入してスキー場トップへ。
　ガスで視界は悪いが風は無い。これなら十分頂上往復は可能だろう。
　シールを貼って登りだす。病院からの問い合わせ電話も軽くこなし、ラッセルを続けた。

　トレーニングがメインなのでラッセルは思うところだ。と５０ｍ程登ったらいきなり先行者のトレースにぶつかった。
　さすが大日。こんな悪天でも登山者はいるのだなあ。得したような損したような複雑な気分になるが、ここは気持ちよくトレースを利用させてもらった。

　トレースがあればもう高速道路を行くようなもので、あっという間に頂上に着いた。
　頂上直下で２人組の先行スキーヤーとすれ違い、ラッセルのお礼を言う。お陰で随分と楽できました。
　聞くと天気が悪いので予定していた周囲斜面の滑降は割愛したそうだ。
　さすがに頂上付近はホワイトアウトだ。僕も今日は頂上往復のみで済ますことにした。シールの状態にもちょっと不安がある。

　下りはもちろんパウダーだ。よく潜るのでほとんど直滑降みたいに下る。
　前大日の登り返しでシールを張り直しただけで、前大日から一気にスキー場まで下った。
　滑降途中に２パーティーとすれ違う。
　食事も水分も休憩も取る必要無く、スキー場から２時間で頂上を往復できた。大日岳は悪天のこの時期もっともお手ごろな山スキールートということなのだろう。

　トレースに助けられたからだが、あんまりイージーすぎてちょっと欲求不満な感じだ。
　悪天を良いことに、スキー場で散々パウダーを食べて鬱憤を晴らした。