猪臥山トンネル北側入口から北側尾根経由猪臥山往復

（日付）２０１１年１月１０日（月）

（山域）高山近郊

（メンバー）篠崎

（天気）雪

（タイム）猪臥山トンネル北側入口１１：００→猪臥山頂上１３：５５→猪臥山トンネル戻り１５：００

（道具）板：Ｋ２ポンツーン。靴：スカルパＴ２Ｘ。ビンディング：スイッチバック

（記録）高山の裏山にも素敵な雪が積もった。これから先数週間が、僕が一年の内で最も好きな藪山スキーシ
ーズンだ。アプローチにかかる時間が短くて済むのも有難い。

　この日も朝まで当直業務だった。名古屋からの代務先生が到着するのを待っていたら、スタートは掟破りの
午前11時になってしまう。しかし名古屋から凍った高速を走ってくる代務先生の到着が遅れるのは、もう織り込
み済みだ。それにこの冬一番の寒気のお陰で、午後の低山でもきっとパウダーが楽しめるに違いない。

　医院からバイパスを走らせ猪臥山トンネル北側入口に着く。スキーを履いて林道を少し歩くと適当な植林尾根
が見つかった。刈払いのお陰で藪は埋まっている。そこを登路に定めてサクサク登り出す。残念？ながら狙い
の猪臥北側稜線は、期待の疎林雪尾根では無く、ごく普通の藪尾根だった。しかしポンツーンの力を借りたら、
この程度の藪は問題にならない。

　頂上近くになると尾根は広くなり、素敵なブナの森も現れた。幾つかのピークを越えて頂上に着く。頂上を示
す標識が雪の上に頭だけ出していた。

　滑降は予想以上に快適。上部パウダーから藪尾根に入る。藪の下をテレマークポジションでするする潜り抜
けると、何だか嬉しい気分になってくる。最後の尾根状斜面も美味しく頂き、あっと言う間に車の待つ駐車スペ
ースまで滑り込んでいた。