石徹白白山神社から笠羽谷経由銚子ヶ峰

（日付）２０１１年４月２４日（日）

（山域）石徹白

（メンバー）篠崎

（天気）晴れ後曇り

（タイム）白山中居神社発５：００→大滝上MTBデポ５：５０→銚子ヶ峰頂上８：００→笠羽谷源頭部滑降→MTB
デポ地点戻り９：２５→白山神社戻り１０：００

（道具）板：サロモンTeneighty GUN。靴：スカルパＴ２Ｘ。ビンディング：スイッチバック

（記録）今週末は日曜朝まで当直業務だ。天気予報も今一つだし早発ちも出来ない。山の雪もかなり減ってき
ただろうし、何処に行こうか最後まで迷う。何処にでも行ける様に前日の内にMTBは車に詰め込んでおいた。

　病棟が落ち着いている事を確認してから、まだ暗いうちに医院を出る。高速に乗ってから行先を決めた。以前
からどんな所だろうと興味を持っていた、石徹白川の最奥部を探ってみようと思う。雪量に不安はあるが、それ
もプチ冒険にはちょうど良いだろう。

　車は白山神社の駐車場に停めさせていただく。この先の林道は通行止めだ。ちょっと行った所に無情にもショ
ベルカーが横付けされていて、一般車両はそこ以上奥には進めない。スキーMTB独特の背部痛に顔歪め？な
がらセッセと足を回す。夏山登山口の駐車場までは舗装されているが、そこから先はダートで、更にしばらく行く
とドロドロ道になった。堰堤が連なる大滝付近を越えた所で雪が出たので、MTBをデポする。林道は雪の方斜
面で、まだ雪面は硬い。仕方なくしばらくはアイゼン歩行で進んだ。

　笠羽谷に入ってからはスキーに替えてやはり林道沿いを進む。できたら谷沿いに進みたかったが、水が滔々
と流れているので沢には近づけなかった。途中一箇所小さな渡渉もある。標高１３５０ｍ地点で銚子ヶ峰に真っ
直ぐ伸びる雪の詰まった谷を見つけたので入り込む。上部はやや急でアイゼン歩行となるが、これが銚子ヶ峰
への最短コースだ。

　まだ朝の内に銚子ヶ峰頂上に着いた。空にはガスが巻き始めていたので、あまりゆっくり出来ない。今日は石
徹白川源頭を滑るのが目的だったので、更に小さなピークを越えて石徹白地区最北点からの滑降とする。

　しかし準備をしている間に周囲はガスでホワイトアウトになってしまった。ちょっと焦るが、傾斜はそれ程でな
い。GPS頼みで滑降を始める。雪面はガチガチであまり楽しい滑降とは言えなかった。時々現れる小さな滝の
穴に気をつけながら、標高１３５０ｍ地点の笠羽谷まで降りる。そこからは再び林道に入り、MTBデポ地点まで
小気味良くスキーを走らせた。