かぐらみつまたスキー場から神楽峰

（日付）２０１１年１２月２４日（土）

（山域）上越

（メンバー）篠崎

（天気）概ね晴れ

（タイム）みつまたスキー場ゴンドラリフト８：３０→リフト終点発９：３０→神楽峰頂上１１：００→滑降→リフト終点
戻り１１：５０→ゲレンデ下戻り１２：５０

（道具）板：Ｋ２ポンツーン。靴：スカルパＴ２Ｘ。ビンディング：スイッチバック

（記録）このクリスマスは中途半端な連休が取れた。とはいえ日本海側は悪天予想が出ている。日曜日は風が
強くなりそうだが、土曜日の方がまあまあ何とかなりそうだ。

　雪量と予想天気図と自由行動が許される時間を考えて、ここは思い切って土曜朝から上越神楽峰遠征に出
る事にする。スキー場からのお気楽スキーとなるが、今まで行った事の無い山域の偵察と思えば納得が行く。

　金曜が旗日で夜外来が無かったため、土曜は午前３時の早起きが出来た。安房トンネルから夜の高速をひ
たすら走り午前８時半に目指すみつまたスキー場に着く。金曜にドカ雪が降ったようで雪量は十分な印象だ。幸
い晴れ間も覗く良い天気だ。既に動き始めたゴンドラリフトに乗りスキー場トップを目指す。

　飛騨地域には無い大型スキーリゾートで、行っても行っても上部にリフトが現れるのに驚いた。約１時間かけ
てリフトトップに上がり、スキー場の境界を越え所謂バックカントリーに入る。まだ新しいトレースが付いていてし
っかり楽できた。

　３０分ほどで先行スキーヤーに追いつきラッセルを変わる。雪はフカフカで良く潜る。傾斜は無いがそれでも
ポンツーンなら滑降を楽しめるだろう。稜線から雪崩そうな斜面を越えて神楽峰頂上に着いた。正面にアルパ
インチックな苗場山が見えて感動する。

　シールを外して滑降開始。後から知った事だが、スキー場側なら色々な尾根筋や谷筋やらを滑降できるらし
い。中尾根コースも今なら十分可能だろう。しかしそんな事を知らない思いつきスキーヤーの僕は、最上部の一
部を除き来た道をそのまま忠実にスキーで戻ってしまう。傾斜が緩いのでトレース沿いの方が楽しく滑れるの
だ。標高1830ｍから谷筋へスキー場に降りれるコースもパスして、あっと言う間にゲレンデトップに戻ってしまっ
た。

　そこからは広大なスキー場の偵察？を兼ねてゲレンデスキーを楽しみつつ下まで降りた。山スキーも然ること
ながら上越のスキーリゾートの雰囲気を楽しむ感じの山スキーだった。