130405〜130413 13年度春山スキーツアー総括
今年のスキーツアーは常に低気圧に付きまとわれた。
しかしだからこそその分パウダーも楽しめたし、充実した冒険の時間を過ごす事が出来る

4月5日の初日は昼スタートで尺ナンゾ谷を目指すが、ビンディング故障で散々の結果に


4月6日は荒菅沢から雨飾を目指すが頂上直下で暴風に遭う


金山に陽が射しだした。朝は晴れていたのだけれど…


荒菅沢の大滑降は楽しめました


4月9日の岩木山の記録は別途

4月10日は南八甲田の粉雪に遊んだ。大雪のスキーでホワイトアウトとなり頂上には至れず


大雪の下、豪快パウダーは楽しめました


4月11日の南八甲田と高田大岳の記録は別途

4月12日は岩手県側から八幡平を目指す。茶臼山頂上で暴風となり目論みの周回スキーは出来ず


何とか暴風の頂上に至る


お蔭さまで粉雪でした


最終日の4月13日は那須連峰に向かった。最上部と下半分は雪が少なくてスキーにならず。


やっと雪が出てきた


那須連峰の頂上稜線は雪が少なくてスキーにはちと不適。ラッセルは深かった


那須スダレ山からの滑降、それなりにスキーは楽しめました


  13年度春山スキーツアー総括
(日付)2013年4月5日〜4月14日
(山域)新潟〜北海道〜東北南下コース
(メンバー)篠崎
(天気)ほとんど何時も雪と風
(日程)4月5日:ほとんど昼から御岳山尺ナンゾ谷挑戦。上俵山にてビンディング故障により敗退
    4月6日:小谷温泉から雨飾山挑戦。荒管沢を辿って頂上直下に出た所で暴風に遭い敗退。荒管沢の大
滑降は楽しめた
    4月7日:新潟港から小樽に移動
    4月8日:北海道は何処も悪天。仕方なく小樽から青函フェリー経由弘前まで移動
    4月9日:岩木山 
    4月10日:南八甲田。蔦温泉から乗鞍岳を目指すも頂上下の無木立地帯でホワイトアウトになり撤退
    4月11日:南八甲田櫛ヶ峰と高田大岳
   4月12日:秋田県側から八幡平茶臼山。周回スキーのつもりだったが、頂上で暴風に遭い往路を引き返す。
    4月13日:栃木県マウントジーンズスキー場から那須高原三本槍岳往復
    4月14日:茨城の実家経由で帰宅
(道具)板:サロモンテンエイティーガン169cmとポンツーン169cm。靴:スカルパT2X。ビンディング:スイッチバック
(記録総括)今年のスキーツアーは何時も低気圧に付きまとわれていた印象だ。初日こそ晴れたものの朝まで仕事
なのでどうにもならない。翌日挑戦した雨飾山では頂上直下で暴風となり危うく飛ばされる所だった。この時暴
風を吹かせた低気圧はその後発達して所謂爆弾低気圧となり彼方此方に猛吹雪をもたらした。お陰で山の雪
はリセットされて彼方此方でパウダーを楽しめたのだが、強風には常に悩まされる事になる。海もしけで、移動中の
フェリーはグラグラに揺れた。船内の風呂は波の出る風呂と化し、窓から海上の大波を見ながら波の出る風呂に
振り回されるという貴重な経験も出来ました。
 そんな感じで終始悪天のツアーとなり、山行成績も3勝3敗1引き分けと言う感じだった。その分毎日が冒険とな
り楽しめたという訳で気持ち的には十分納得できる素敵な時間を過ごせたと思っている。

130409 百沢スキー場から岩木山
天気が良ければ何て事のない春山スキーパラダイスと言う。とはいえ強風にさらされると、津軽の名峰にふさわしく手応えある山スキーを楽しめた。
130411 南八甲田櫛ヶ峯と高田大岳
東北スキーツアーの最中で唯一好天の日がこの日だけだった。そのチャンスを逃さず豪快山スキーの一日を八甲田で楽しむ